損切りしたらどうなる
こないだ絶対に負けない投資法として損切りしない(塩漬け)という記事を書きました。
そこで、損切りはまるで悪だ(そこまでは言ってない)というようなことを書いたので、じゃあ損切りってどうなのかなという記事を書いてみたいと思います。
損切りのいいところ
損切りの唯一の長所は、損切りしたことによって必要証拠金が浮くこと。
それによって新しいポジションをエントリーできること。
例えば...
予算6万円の人が1万通貨(4万円)分投資すると残りの予算は2万円(買い増しできない)
1ドル100円の時に始めたものが、99円まで下がってしまって損が出ている状況としましょう。
損切りした場合
損切りを行えば約1万円の損失で済みます。予算は5万円に減ってしまいますが、この5万円でまた次のポジションを持つことができます。
相場を見ているとさらにドル円は下落して97円に!ここで虎の子の5万円からまた1万通貨(4万円分)を投資。
後に101円まで相場が上がり決済!4万円の利益!手元のお金は9万円となりました。
めでたしめでたし。
損切りしなかった場合
一方で塩漬け作戦を取った場合は損が出てもずっと保有したままですから...ドル円が97円まで下がってきたときには評価額は初期の6万円から3万円まで減ってしまいます!
ここから相場が101円まで戻したので結果、1万円のプラスがでます!ここで決済して、手元のお金は7万円となりました。
もしも97円からさらに下がり続けていたとしたら...ロスカットというゲームオーバーを迎えて終了です(泣)
損切り最強?
いかがでしょうか。
見事に「損切りをした場合」の方が最強です!(笑)
普通に考えるとこのようになりました。普通はね。
そういうことでどんな投資初心者の本やブログでも「損切り」の重要性を口を酸っぱくして語っているのだろうね。
でもですよ。
97円の時に買いなおしたら上がったっていうのは幻想ですよ。
99円で損切りした後たいていはこうなります。
- 99.5円や100円など値を戻す
- 97円で買った後に96円にさらに下がる
相場はだいたい逆にうごきますからね(笑)
こうやって考えるとあながち損切りが圧勝ということでもないですよね(^^)
それから初心者向けにFXを説明しているものではこういったポジションの取り直しのことよりも、精神的な解放ばかりを言っていることが多いように思います。精神的にどうなろうが勝つ方法でトレードしたいものです。
まとめ
ぼくは損切りが悪いものだとは思っていません。
かといっていいものだと思っていません。
みんなそれぞれ投資を試してみて、自分にあってるなーと思うやり方で続けていくのが一番いいと思います。
よく言われる自分ルールの徹底ですね!
絶対にダメなのが、誰かに言われたままやったり、まかせっきりにすることです。
だからぼくは投資信託とかシステムトレードとかネガティブな印象です。(実はすでに手を出して負けてるので勝敗ついてる。またやりたいとも思ってるw)
自分のルールさえ守っていれば、一時的な損失は納得できるものです。
このブログを読んで投資に失敗するなんてやめてくださいね(笑)
それでは今日はこの辺で。